TLS1.0およびTLS1.1のサポートを終了するとは、どういう内容なのか詳しく教えてください。

コマースクリエイターご利用店舗様専用の記事です

 

TLS1.2への移行の理由

本件はセキュリティを強化するための取り組みであり、TLS1.2への移行は世界的に求められているものですので、
多量の個人情報を扱う弊社サーバーにおきましても必須の対応でございます。

一例として、特にセキュリティレベルの高い銀行系のサイトなどでは数年前にTLS1.2に移行済みです。

弊社でも以前よりTLS1.2への移行を検討しており、このたびシステム側の対応目途が付いたことと、
TLS1.2非対応環境のシェア率が減っていることから、今回の実装を決定したものであります。

なおfutureshopへのアクセスの実績としては、影響が出ると考えられるユーザーは0.001%未満でございます。

 

影響範囲

2020年06月16日(火) 午前11:00(※1)、commerce creatorご利用の全店舗様におきまして、
commerce creatorのitemboxで利用しているサーバー(https://店舗KEY.itembox.design/)の
「TLS1.0」及び「TLS1.1」のサポートを終了し、TLS1.2へ移行します。


TLS1.2への移行完了後にTLS1.2非対応環境下でサイト表示を行った場合、
itembox(管理画面:commerce creator>アイテム)から呼び出している画像は表示されません。

CSSやJavaScriptを呼び出している場合はレイアウト崩れなどが生じます。

静的ページ(HTMLファイル)では「安全な接続ではない」というようなブラウザエラーが表示されます。

▼一例:TLS1.2非対応環境下でitmebox内の静的ページを表示した場合



なおTLS1.2に対応しているか否かは、ブラウザもしくはOS依存の問題となります。
このため閲覧環境が対応していない場合に弊社サービスがエラーを出すことは、
ブラウザやOSの仕組みとして対応不可能でございます。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

※1:開始時刻は変更になる場合がございます。なお本対応に関してサーバー停止はございません。

 

影響を受ける環境(TLS1.2非対応環境)

代表的なブラウザおよびOSにおいては以下の通りとなります。

ブラウザ

 Chrome バージョン29以前、Internet Explorer 10以前、Firefox バージョン26以前(※2)

OS

 Windows7以前、Mac OS X 10.8以前、iOS 4以前、Android 4.x 以前

 

■対応方法

ブラウザを最新バージョンにバージョンアップするか、TLS1.2対応ブラウザをご利用ください。

<ご参考までに>
シェア率が最も高いのはChromeブラウザですが、バージョン29は2013年8月リリースのバージョンです。
Chromeは通常、自動的にアップデートされますので、意図的に古いままにしていない限りは当てはまりません。
 

■その他ご注意

古いOS(Windows7以前、Mac OS X 10.8以前、iOS 4以前、Android 4.x 以前)の場合は
ブラウザを最新にしても、ページの閲覧ができない可能性がございます。(※3)

 

※2:futureshopの推奨環境は以下の通りです。推奨環境以外の場合、正しく表示できない可能性がございます。

 [管理画面]
 Chrome最新版

 [ユーザー画面]
   PC   :Chrome、Firefox、Edge いずれも最新版
 スマートフォン:Safari(iOS10・11・12・13)、Chrome(Android7・8・9・10)

 

※3:一例としてWindows7の場合、Windows更新プログラム「KB3140245」が適用済みであれば、OSはTLS1.2対応済みです。
 OSごとにTLS1.2への対応方法は異なりますので、TLS1.2非対応環境の場合は、
 「Windows7 TLS1.2」などのOS名を含めたキーワードでGoogle検索していただき、
  適宜のご対応を行っていただきますようお願いいたします。
 (古いOSの場合、OSそのものを変更していただきませんとTLS1.2に対応できないケースもございます)

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