メールアドレスをメールソフトに設定する際の「ポート番号」について教えてください。
- 更新日: 2022-03-11 03:18:25 UTC
メールソフトによって表現は異なりますが、大きくは下記の通りです。
店舗様のセキュリティレベル、または環境に応じて、使用するポートをお選びください。
受信サーバ
ポート番号 | 使用する暗号化接続の種類 | 備考 |
---|---|---|
110 | なし | |
995 | SSL | メールを暗号化で受信するときに必要な設定 |
送信サーバ
ポート番号 | 使用する暗号化接続の種類 | 備考 |
---|---|---|
465 | SSL | |
587 | 自動 or TLS(推奨) |
・サブミッションポート番号 |
SMTP AUTH(エスエムティーピー・オース)について
SMTP AUTH(エスエムティーピー・オース)とは、
メール送信時にメール送信サーバーにてユーザー認証を行う機能です。
送信者を特定し認証された場合のみメール送信を許可します。
第三者による不正なメール中継などの対策として有効です。
送信サーバが465だと繋がらない場合に考えられる理由
インターネットプロバイダが原因の場合と、メールソフトが対応していない場合があります。
インターネットプロバイダが原因の場合
「Outbound Port25 Blocking(OP25B)」という仕組みを採用しているインターネットプロバイダ(ニフティやSo-netなど)では、
インターネットプロバイダの送信メールサーバー以外からは、通常の設定ではメール送信ができないようになっています。
そのようなインターネットプロバイダをご利用の場合、ご利用のメールソフトでは、
弊社メールサーバーからメールを受信することはできますが、送信ができない場合があります。
インターネットプロバイダが原因と考えられる場合は、
Submissionポート(メールソフトからのメール送信を受け付けるための専用ポート)の設定をすることで、
メールを送信できるようになります。
弊社では、Submissionポート(587番ポート)をご用意しておりますので、
ご利用のメールソフトの設定画面で、「送信メールサーバー」の「ポート番号」を587番に変更してください。
メールソフトが対応していない場合
OP25B対応のためのSubmissionポート(587番ポート)使用については、
ご使用になるメールソフトがSMTP AUTH方式の認証に対応している必要があります。
古いバージョンのメールソフトでは、SMTP AUTH方式が使用できない場合や、
ポート番号をSubmissionポート(587番ポート)に変更できない、または、利用できない場合があります。
メールソフトが原因と考えられる場合は、Submissionポート(587番ポート)の設定が可能な新しいメールソフトへ変更するか、
メールソフトのバージョンを最新バージョンに更新するなどをお勧めいたします。